この記事の見方 中禅寺湖で屋内プールを探す前に知っておきたいこと
正直に書きます。中禅寺湖・奥日光エリアで「屋内プール」を通年営業している宿泊施設は、今回集めた5軒のなかにはありませんでした。標高1200m前後の高地にある温泉地なので、そもそも屋外・屋内を問わずプール自体を備える宿が少ないんですよね。唯一プールがあるTAOYA日光霧降も夏期限定です。
だから、といって家族旅行が成立しないわけではありません。雨の日でも子供が飽きない大浴場や露天風呂、館内で遊べる設備を持つ宿を選べば、天候に振り回されずに過ごせます。この記事では、屋内プールの代わりに「雨でも心配ない」宿を5軒選びました。
比較の軸をひとつ表にまとめます。価格は2026年9月時点・2名1室1泊の目安です。
| 宿名 | 温泉・客室 | 食事 | 配慮ポイント | 評点 |
|---|---|---|---|---|
| ホテル花庵 | 硫黄泉の大浴場露天風呂、全室レイクビュー | 創作会席 | 全客室に加湿機能付き空気清浄機を完備 | 夕食4.68 |
| 中禅寺金谷ホテル | 露天風呂、全室バルコニーまたはウッドデッキ | フランス料理 | ベビーベッド(有料、要予約) | 接客4.53 |
| ゆとりろ日光 | 単純硫化水素泉の乳白色の湯 | コース料理 | 女性専用シャワールーム付きドミトリーあり | 立地4.19 |
| TAOYA日光霧降 | 塩化物泉の露天風呂、夏期屋外プール | バイキング | 卓球・カラオケルームで雨天も安心 | 夕食4.26 |
| Rakuten STAY 日光宝殿 | 客室ごとの半露天人工温泉 | キッチン付きで素泊まりも選べる | 大型犬2頭まで同室可 | 清潔感4.49 |
表の評点だけ見ると横並びに見えるかもしれませんが、実際に読むと配慮ポイントがかなり違います。次のセクションで1軒ずつ見ていきます。
中禅寺湖・奥日光の家族旅行におすすめの宿5軒
全室レイクビューの創作会席「ホテル花庵」

ホテル花庵は中禅寺湖の入り口、朱の鳥居の目前に建っています。公式サイトによると「当ホテルは中禅寺湖の入り口、朱の鳥居の目前に位置しており、全客室から中禅寺湖の景色をお楽しみいただけます。」とのことで、部屋にいるだけで湖が主役になる宿です。
評点も高く、清潔感4.72、朝食4.69、夕食4.68、接客4.69とほぼ全項目で4.6を超えています。8項目のなかでいちばん高いのは立地の4.75。レビュー数は1285件です。
12km引き湯の硫黄泉
風呂は大浴場・露天風呂とも温泉で、泉質はアルカリ単純泉。公式サイトによると「花庵の大浴場露天風呂は12km離れた日光湯元より引き湯した源泉かけ流しの硫黄泉。」とあり、デトックス作用があると案内されています。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛。子供と一緒でも刺激が少なく、湯上がりにゆっくりできるのがうれしいところです。
食事は創作会席、最安値は18,000円から
食事は創作会席で、プランには「芳潤★とちぎ和牛A5ランクロースステーキ付!」といった品も並びます。最安値の目安は18,000円から、紅葉シーズン限定プランでは70,000円という設定もあります。子供連れなら、閑散期の平日を狙うと予算が組みやすいはずです。
寄せられている口コミには「食事は美味しく、可愛い食器にも癒された」という声があり、朝食も和食好きに評判が良いようでした。
湖畔のクラシックホテル、記念日にも「中禅寺金谷ホテル」
中禅寺金谷ホテルは、日光宇都宮有料道路の清滝ICからいろは坂経由で車で約25分。東武日光駅からの無料送迎バスもあります。老舗らしい落ち着きが特徴で、公式サイトによると「全ての客室にバルコニーまたはウッドデッキを備えており、季節を感じながら中禅寺湖畔の大自然をお楽しみいただけます。」とのこと。子供が窓の外を眺めているだけで時間が過ぎる、そんな部屋です。
評点は接客4.53、立地4.48、清潔感4.52。バスは天然温泉と露天風呂があり、泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉、効能はリウマチ・神経病、冷え性、皮膚病。最安値は14,750円からで、比較的手が届きやすい価格帯です。
家族での記念日利用も考えられていて、公式サイトによると「お誕生日や結婚記念日に、皆様の大切な記念日を金谷ホテルでお祝いしてみませんか?」というアニバーサリープランがあります。両親と一緒の三世代旅行にも向いていそうです。
ただ、ベビーベッドは有料・要予約なので、小さな子供連れは早めの手配をおすすめします。
乳白色の湯と気取らない滞在「ゆとりろ日光」

ゆとりろ日光は東武日光駅から車で約45分、中禅寺郵便局から徒歩3分の立地です。5軒のなかでいちばん価格が抑えられていて、最安値の目安は3,520円から。ドミトリータイプの部屋もあり、女性専用シャワールームが付いています。
風呂は大浴場・温泉・露天風呂で、泉質は単純硫化水素泉。公式サイトによると「乳白色の温泉は効能高い硫黄泉が自慢で、肌をきれいにする成分がたっぷりです。」とのこと。効能は疲労回復、神経痛、関節痛です。
評点は立地4.19が最も高く、他の項目は3.7台からとやや控えめです。届いている口コミには「温泉ぬるいし、シャワーの出が悪い」という指摘もあり、チェックインがスマホ操作中心である点も含めて、設備の新しさより価格を優先したい家族向けと言えそうです。予算を抑えて中禅寺湖観光にお金を回したい旅にはちょうどいい選択肢です。
標高1000mの高原リゾート、夏だけ屋外プールも「TAOYA日光霧降」

TAOYA日光霧降は日光駅から送迎シャトルバスがあり、日光宇都宮道路の日光ICから車で約25分。ここが今回のなかで唯一プールを持つ宿ですが、設備一覧にあるとおり「プール(夏期のみ)」で、通年利用はできません。屋内プールを探していた方には、まずこの点を正直にお伝えします。
評点は立地4.30、夕食4.26、清潔感4.23で、レビュー数は2,516件と5軒のなかで最多です。
客室ごとに半露天の人工温泉「Rakuten STAY 日光宝殿」

Rakuten STAY 日光宝殿は日光駅・東武日光駅から車で約3分と、5軒のなかで最も駅に近い宿です。温泉地というより日光観光の拠点として使いやすい立地です。
風呂は人工温泉ですが、部屋ごとに用意されているのが特徴です。設備には全客室にキッチン・調理器具・洗濯機を完備とあり、素泊まりで自炊をしながら滞在するスタイルにも対応しています。大型犬2頭まで同室可というのも、他の4軒にはない配慮ポイントです。
評点は清潔感4.49、客室4.45と高く、最安値の目安は4,420円から。5軒のなかでいちばん手軽な価格帯です。立地の評点は3.83とやや控えめですが、駅近さと引き換えと考えれば納得できる数字です。
エリアと交通、雨の日の過ごし方
中禅寺湖・奥日光は、いろは坂を上った先の高原エリアです。花庵・金谷ホテル・ゆとりろ日光の3軒は中禅寺湖畔に近く、バス停や湖からの徒歩距離が短いのが共通点です。花庵は「中禅寺温泉バス停」から徒歩5分。金谷ホテルは清滝ICからいろは坂経由で車約25分です。
一方でTAOYA日光霧降とRakuten STAY 日光宝殿は、中禅寺湖から少し離れた日光市街寄りにあります。湖の眺めより設備の充実や駅近さを優先するなら、この2軒が候補になります。
雨の予報が出ている日は、無理に華厳の滝や中禅寺湖遊覧船を予定に入れず、館内の大浴場や露天風呂でゆっくり過ごす日に切り替えるのが正直おすすめです。標高が高いぶん夏でも朝晩は肌寒く、屋外より屋内でゆったり過ごすほうが子供も落ち着きます。
予約の勘所とよくある質問
ベビーベッドや大型犬同室など、子供・ペットまわりの条件は宿ごとに差があります。中禅寺金谷ホテルのベビーベッドは有料・要予約なので、日程が決まったら早めに確認しておくと安心です。
まとめ
中禅寺湖で屋内プール付きの宿を探していた方には、期待していた答えと違ったかもしれません。ただ、標高の高いこのエリアだからこそ、大浴場や露天風呂でゆっくり過ごす時間そのものが家族旅行の目的になります。
湖の眺めを重視するならホテル花庵か中禅寺金谷ホテル、館内設備の幅で選ぶならTAOYA日光霧降、価格と身軽さならゆとりろ日光かRakuten STAY 日光宝殿。雨の予報でも、行き先を変える必要はなさそうです。
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